パソコン選びのポイント
1.CPU CPU(Central Processing Unitの略)は、パソコンの動作に必要なありとあらゆる計算や処理をおこなう部品で、その性能に大きく影響します。パソコンの頭脳であり、心臓部であるといえるでしょう。
インテル社製のCPUの見方
インテル PentiumM プロセッサ 1.60GHz

(1) インテル

インテル(Intel)社製のCPUであることを示しています。

(2) PentiumM

「PentiumRM」(ペンティアムM)というシリーズのCPUであることを示しています。
後ろの「M」は、高性能&省電力に優れたノートパソコン用のCPUであることを表しています。
インテル社製では、普及版の「CeleronR」というシリーズもあります。

(3) 1.60GHz

「動作クロック周波数」で性能を示しています。
この数字が大きいほど、計算処理が速く、高性能です。

AMD社製のCPUの見方
AMD AthlonXP プロセッサ 3000+

(1) AMD

AMD社製のCPUであることを示しています。

(2) AthlonXP

「Athlon?XP」(アスロンXP) というシリーズのCPUであることを示しています。

(3) 3000+

「モデルナンバー」というAMD社独自の指数で、性能を示しています。
インテル社製の動作クロック周波数と同様、数値が大きいほど高性能です。

そのほか、「モバイル」と書かれている場合は、ノートパソコンなどのモバイル用のCPUです。 また、インテル社製のCPUに「HTテクノロジ」と書かれている場合は、従来よりも多くの処理を同時にこなすことができるCPUであることを示しています。

このように、各社表現は異なりますが、数値が大きいほど高性能と考えればよいでしょう。
ビデオ編集など、大容量の動画データを扱おうと考えている方には、特に高性能なCPUがオススメです。 一方、インターネットやメール、文書作成が中心の場合には、どのCPUでも十分ですが、購入後にCPUだけを交換することはできませんので、用途を考えて選びましょう。
2.バードディスク ハードディスクは、ソフトウェアやデータを保存しておくための装置です。容量は主にGB(ギガバイト)という単位であらわされ、数字が大きいほどたくさんのデータを保存することができます。
ただし、テレビ番組を録画したり、デジタルカメラの写真などをたくさん保存したい場合には、大容量のハードディスクが必要です。テレビ番組の録画時間は、1GB40分〜50分くらいが目安になります
3.メモリ メモリは、パソコンの作業机にあたる装置で、容量は主にMB(メガバイト)という単位で表されます。 「RAM(ラム)」(Random Access Memoryの略)と呼ばれることもあり、CPUの次に、パソコンの性能に関わる部品です。 ハードディスクを引き出し、メモリを机の上に例えると、パソコンは引き出しからデータなどを机の上に広げて処理を行います。 机が広い=メモリが多ければ、効率よく作業ができますので、快適にパソコンが動作します。
メモリは後から増設することもできますので、購入時にあまり悩むことはありませんが、増設できる容量には限度がありますので、カタログなどで確認しておくことをオススメします。
4.CD/DVD CD/DVDドライブは、CDやDVDを読み込んだり書き込んだりするための装置です。
CDについては、CD-RとCD-RWの2種類が扱えます。 CD-Rは書き込める回数が1回で、CD-RWは何度も書き換えることが可能です。
DVDは現在5種類のメディアがあり、ドライブの種類によって書き込めるメディアが異なります。
書き込み型DVDの種類

メディア

DVD-R

DVD-RW

DVD-RAM

DVD+R

DVD+RW

記録面

片面

片面

片面/両面

片面

片面

容量

4.7GB

4.7GB

4.7GB/9.4GB

4.7GB

4.7GB

書き込み回数

1回

約1000回

約10万回

1回

約1000回

家庭用DVDプレイヤーでの再生(※)

最適な用途

オリジナルDVDの作成、データ保存

バックアップ

バックアップ、日常的なデータの記録

オリジナルDVDビデオの作成、データの保存

バックアップ

 

◎…ほぼすべてのDVDプレイヤーで再生可能、○…ほとんどのDVDプレイヤーで再生可能、△…一部のDVDプレイヤーで再生可能

テレビ番組を録画して家庭用のDVDプレーヤーでの再生を考えているなら、DVD-Rが使えるドライブを選んでおけば問題はないでしょう。 パソコンどうしでデータのやり取りをするなら、フロッピーディスクのように何回も書き換えられるDVD-RAMもおすすめです。 自分の使う用途を考え、それにあったメディアを扱えるドライブを搭載したものを選ぶようにしましょう。
5.ディスプレイ ディスプレイは、パソコンから出力される画面を表示するための装置です。 以前は奥行きのあるCRTがほとんどでしたが、最近は、薄くて省スペースの液晶ディスプレイが主流です。
まず、画面の大きさですが、テレビと同様に「15型」「22型」などのように表されます。 メールやインターネットなどを見るには15型程度の大きさで問題ありませんが、画面が大きければ文字や画像が見やすくなります。 予算に余裕があれば、なるべく大きいディスプレイのものを選ぶとよいでしょう。
次に「解像度」ですが、これは、「1280×768」「1280×1024」(横×縦)などと表記されており、画面のきめ細かさを示しています。 この数値が高いほど、精細できれいな画面表示ができます。 通常、ディスプレイの大きさに合わせて適切な解像度が設定されています。
液晶表面から凹凸をなくし、映り込みを防ぐことによってクリアな画面表示が可能な「スーパーファイン液晶ディスプレイ」、さらにどんなアングルから画面を見ても美しく見られる「スーパーファインDX液晶ディスプレイ」が採用されました。 用途やお好みに合わせてお選びください。
6.テレビ機能 最近は、テレビを視聴や録画するための機能が付いているパソコンが増えてきました。 そのため、テレビ機能を目的にパソコンを購入する方も多いのではないでしょうか。
テレビ機能を選ぶポイントは、映像を録画するときの方式でしょう。 これには「ハードウェアエンコード」と「ソフトウェアエンコード」の2つがあります。
ハードウェアエンコードでは、専用のハードウェアを使って録画するため、CPUに負荷をかけません。 そのため、録画しながら他のソフトを使うことができます。
ソフトウェアエンコードは、録画をパソコンのソフトウェアで行います。 パソコンそのものが録画の処理をするため、CPUが非常にたくさんのデータを処理しなければならず、録画中に他の操作を行うと、録画に影響がでる可能性があります。
7.LAN機能 ADSLなどのブロードバンドでインターネットに接続したり、パソコンどうしを接続したりするときに使うのがLAN機能です。 LAN機能には、有線のものと無線(ワイヤレス)のものがあります。
ワイヤレスLANを使うには、ワイヤレスLAN機能を搭載したパソコンに加え、ワイヤレスブロードバンドルータなどの周辺機器が別途必要になりますが、家中の好きなところからインターネットにアクセスでき、とても便利です。 モデムがパソコンのある部屋以外にあったり、ノートパソコンを持ち歩き、自由にインターネットを使いたいと考えている方は、ワイヤレスLAN機能を持つパソコンを選ぶとよいでしょう。